１０月２８日（火） 桑名市立藤が丘小学校にて、児童とご家族を中心に約４０名の参加者が集う天体観測会が実施され、本校生徒がスタッフとして参加しました。

まず生徒は自己紹介を行い、連携団体である地元の天文団体「こうのとり桑名」の方から星空に関するご講演をいただきました。その後、望遠鏡を用いた観測会を実施しました。

機材は、中谷財団様よりご助成を賜り購入した自動導入式の望遠鏡一式と、手動の架台式望遠鏡の計２台を使用しました。小さなお子様にも安全・容易にご覧いただけるよう、小さめの脚立も準備しました。

参加した生徒は全員が１年生で、望遠鏡の扱いに不慣れな者もいましたが、自身の技能向上も兼ねて機材の組み立てから積極的に取り組みました。

観測会では、まずは月を導入し、クレーターの様子などを観測していただきました。また今年は土星の輪が真横から見える年で、この日は輪が棒状で串団子のように見える土星を観測していただきました。他にも開始時に天頂に見えていた夏の大三角について説明するなど、参加者の方々に楽しんでいただくことができました。

今回、初めて観測会に参加した生徒が２名いましたが、「とても楽しく良い経験になった」と感想を述べており、生徒たちにとって大変貴重な学びの機会となりました。