私たち秋田県立秋田高等学校生物部は8月8日(木)に農業科学館のサイエンスウィークというイベントに参加しました。

農業科学館を訪れた小学生や中学生を対象にブロッコリーのDNA抽出実験や生物部で行っている研究の紹介などを行いました。

普段あまり関わることのないような小さな子供を相手にするイベントだったので、少しでも分かりやすく伝えようと、体験実験の方法について詳しく調べたり、何度も自分たちで実験が上手くいくかどうか試したりしました。

その結果、私たち自身も実験に対する理解を深めることができ、今後の研究や学習に役立つ貴重な経験となりました。また、体験実験をしている途中に子供たちから面白い質問や奇想天外なアイディアが飛んで来ることもあったので、このような柔軟な発想を持った子供たちに少しでも科学に興味を持ってもらい、将来何らかの道で科学に携わってくれればとても嬉しいなと感じました。

今回このようなイベントに参加したことで「人に伝える」ということの重要性を改めて実感することができました。この経験を今後の学会発表などにも生かして、私たちの研究をより多くの人に知ってもらえるように努めていきたいです。