私たち秋田県立秋田高等学校生物部は、11月26日に秋田大学を会場に行われた第57回秋田県児童・生徒理科研究発表大会高等学校の部に参加しました。

化学部門において突然変異班が「カルコン類の抗変異原性に関わる化学構造」、生物部門において緑茶班が「抗生物質の抗菌効果への緑茶由来物質の影響」というタイトルで発表を行い、齋藤憲三・山﨑貞一賞をいただきました。そのうち緑茶班の研究は来年鹿児島県にて行われる第47回全国高等学校総合文化祭へ出場させていただくことになりました。

大会当日は、県内各校の科学部が多く集まりました。

どの研究にも独自の視点と深い考察があり、大変聴き応えのあるものでした。各研究分野において未知なる可能性が感じられ、大いに良い刺激を受けて帰ってきました。

私たちもこれまで昼休みと放課後を中心に日々実験を行い、最後の最後まで議論を重ねてきました。試行錯誤を重ねながら夢中になって取り組んできたことが、未来の社会の暮らしに繋がるよう願わずにはいられません。このたびの大会で新たに学んだことを胸に、初心に戻ってまた研究に向き合っていきたいと思います。　

これまでご支援、ご指導くださった皆様に、心より感謝申し上げます。