８月１３日（日）に、菰野町主催の「夏のほしぞら観望会」に、本校生徒がスタッフとして参加しました。

会場のグリーンホテルには、菰野町在住のご家族連れを中心に約１００名の参加者が集まりました。スタッフの紹介と夏の星空についてのお話を室内で行った後、セッティングした望遠鏡にて観測会を開始しました。機材は中谷医工計測技術振興財団様よりご助成頂いて購入した自動導入式の望遠鏡一式にて参加しました。

この日は他の惑星は観測できない時間帯でしたが、まずは半月やクレーターの拡大などを導入し、多くの方に観測していただきました。さらに夏の大三角と呼ばれる一等星や、夏を代表する星座であるさそり座のアンタレスなどを導入し、色の違いなどを観察していただき、その理由が表面温度の違いにあるなどの説明を行いました。小学生や小さい子どもを連れたファミリー層が多く、ときおり歓声もあがっていました。生徒は積極的に見ていただいている天体の説明をしたり質問に答えたりしていました。普段の活動を子ども達や地域の方々に還元し科学に興味関心を持っていただくとともに、生徒も多くの学びを得るとても貴重な活動となりました。

今後も、地元の小学校での観測会へスタッフとして赴かせていただく予定をしています。