本校では、合成ハイドロタルサイトを用いた『食品廃棄物の熱分解によるエネルギー転換に関する研究』をテーマに取り組んでいます。

熱分解の場面では水酸化ナトリウムが添加物として使用されることが多いのですが、その代表的な水酸化ナトリウムよりも可燃性ガスを増加させ、最大化させることに成功しました。

これまでの研究成果をまとめて、国際ジャーナル誌International Journal of Chemical Engineering and Applications (IJCEA)に「Effect of Hydrotalcite Addition on Gasification During the Pyrolysis of Food Waste（邦題：食品廃棄物の熱分解におけるガス化に及ぼすハイドロタルサイト添加の効果）」というタイトルで投稿し、2段階の査読後、成果が認められ受理されました。

本研究は2024年1月に開催予定の国際学会2024 10th International Conference on Advances in Environment Research (ICAER 2024) にて発表します。