中谷財団では、近年若手研究者への助成や科学の裾野を広げる活動に力を入れています。

研究者の方々や研究者を目指す大学院生の方々に財団の活動をしっていただくことも重要だと考え、学会への参加や展示を行っています。

この度、6月24日から28日まで京都国際会館で開催されたIUPAB2024に参加しました。

IUPAB(International Union for Pure and Applied Biophysics)は1961年に設立の組織で、日本では国際生物物理学会と呼ばれています。今回は、日本生物物理学会との共催で実施され、国内外から約1,700名の参加がありました。

中谷財団では、展示ブースとともにランチョンセミナーや大学生の国際交流会にも支援をいたしました。

展示ブースでは表彰や助成事業についてパネルで展示をしました。「外国では助成が受けられないのか？」とか「大学院生奨学金の応募にはどうしたらよいか？」などの質問も多く寄せられました。また、助成を受けておられる研究者の方が御礼にお見えになるなど、中谷財団の事業内容に関心を持っていただいていることが実感できた学会でした。これからもこのような活動を続けていきたいと考えています。