今年、５年生の「植物の発芽と成長」の単元では、教室で行った実験内容が三雲の自然の中でどのように起こっているのかを実感する授業を計画しています。

「植物の発芽」と「植物の成長」に大きく分けて考え、教室ではインゲン豆の発芽を条件別に実験し、発芽に必要な条件を確認します。その一方で、「自然の中（由良谷）で「発芽」は起こっているだろうか？」という問いかけのもと、「あると思う。だって春やもん。」「桜も芽が出てくるから発芽？」と色々な思考を巡らせながら、由良谷へタブレットを持って観察に行きました。すると、あるわあるわ。ふかふかのヒノキの木の下に、たくさんの木の芽が出ていました。「あっ、どんぐりの赤ちゃん。」「これ、モミジちゃう？」「先生、僕、芽を踏んでしまう。」子どもたちは思い思いに発芽を見つけて、写真に収めていきました。思っていた以上にあった自然の中の「発芽」の存在に、ワクワクしていた子どもたちでした。