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2026年03月13日2026年度研究助成 贈呈式を開催しました
2026年2月28日、九段会館テラスにて「2026年度研究助成 贈呈式」を開催しました。
今年度は、前年度に比べて100件近い増加となる合計391件の応募申請がありました。件数はもとより、応募された研究内容もさらにレベルアップしており、そのなかから、「長期大型助成(5年間で総額3億円)」1件、「特別研究助成(2年間で3000万円)」1件、「開発研究助成」16件、「奨励研究助成」24件、「調査研究助成」4件を採択しました。


研究助成審査委員会の谷下審査員長代理から4カテゴリーの研究助成について詳しい審査結果の発表がありました。今回は長期大型研究助成の採択年(長期大型研究助成は隔年採択)であり、九州⼤学⽣体防御医学研究所の⼤川恭⾏所⻑が採択されました。長期大型研究助成審査委員会の土肥審査委員長より採択に至るまでの経緯説明がありました。その後、採択者には矢冨理事長よりひとりひとりに贈呈証が授与されました。


各種助成の贈呈書授与に続いて行われた2023年度助成の成果報告では、宮崎大学医学部医学科機能制御学講座の西山功一教授、東京大学大学院医学系研究科の山下潤特任教授、東北大学多元物質科学研究所の南後恵理子教授に研究成果をご報告いただきました。
興味深い内容に質疑応答も活発に行われ、会場は学会を彷彿とさせる雰囲気になりました。いずれの先生からも「新たな研究室を立ち上げるタイミングでの助成だったので、本当に助かりました」「感謝しかありません」など、当財団の助成事業を高く評価するお言葉もいただきました。

一方、贈呈式と並行して別室で行われていた大学院生奨学金給付事業の「奨学生のつどい」では、2026年度に中谷財団から奨学金給付を受けることになった奨学生の交流会が催されました。「国内/海外アカデミア就職」や「国内/海外民間企業就職」など、想定キャリアに合わせた先輩奨学生との懇談や、プレゼンコンペなどのイベントで大いに盛り上がりました。
贈呈式後半には、今回採択された研究者のポスター発表による情報交換会が行われ、前述の奨学生も合流し、第一線の研究者による最新研究の説明を聞いて、鋭い質問をしていました。ポスター前で自身の研究内容を説明するだけでなく、出席した研究者同士が交流を深めている場面も多く、次のステップに向けて互いの連絡先を交換する姿がいたる所で見られました。
こうした情報交換の場を通して、さまざまな分野の学術研究がさらに発展する転機になることが感じられ、本年も有意義な贈呈式となりました。助成を受けられた研究者の皆様の益々のご活躍を期待しています。
