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中谷財団事業紹介 活動Now!
2024年08月21日
大阪市立味原小学校
【大阪市立味原小学校】日本保育学会 第77回大会 で取組発表
これまでの取組を、5月12日(日)の日本保育学会 第77回大会で発表しました。
「自然事象の理解を深める園児・児童の異年齢集団活動の在り方 -5歳児と小学校1年生の合同活動「秋さがし」を通して- 」と「幼児期における自然事象の理解を深める保育者の働きかけの事例分析」をタイトルに、2本のポスター発表をしました。
「自然事象の理解を深める園児・児童の異年齢集団活動の在り方 -5歳児と小学校1年生の合同活動「秋さがし」を通して- 」では、環境の在り方を詳述するため、友達による影響、教師による影響、小道具による影響の3つの観点で、葉を観察する5歳児(個人)、1年生(個人)、5歳児集団、5歳児・1年生混合集団、1年生集団の活動の様子を分析しました。(発表論文はこちら)
「幼児期における自然事象の理解を深める保育者の働きかけの事例分析」では、子どもの考えの表現において、特に大事と思われるところに子どもの注意を向けたり、強調したりする「目立たせる」保育者の働きかけを分析しました。「目立たせる」を細分化した観点として「言葉かけ」「身振り」「立ち位置」「物への働きかけ」に整理することができました。(発表論文はこちら)
2本の発表ともに、さまざまなご意見をいただきました。「幼児期の学びの芽生えを自覚的な学びへ転換する環境づくり」の今後の研究に生かしたいと思います