- HOME/
- 事業紹介 /
- 科学教育振興助成トップ /
- 活動Now! /
- 【秋田県立秋田高等学校】生物部がこの3月に参加した学会・コンテストについて紹介します
事業紹介 活動Now!
2023年04月05日
秋田県立秋田高等学校
【秋田県立秋田高等学校】生物部がこの3月に参加した学会・コンテストについて紹介します
①ジュニア農芸化学会2023
私たち秋田県立秋田高等学校生物部緑茶班は、3月14日に開催されたジュニア農芸化学会2023に、オンラインで参加しました。
発表タイトルは、「抗生物質の抗菌効果への緑茶由来物質の影響」です。 今回の学会発表では、大学の教授の先生方や発表する高校生の皆さんから、ご質問やご助言をたくさんいただくことができました。 特に、先生方とお話しさせていただき、研究内容を説明する力を高められただけでなく、今後の展望を考える上で非常に重要なご意見をいただくことができたと思っております。
お陰様でこのたび、班員が一丸となって取り組んできた研究で、銅賞をいただくことができました。 そのことが私たちにとりまして非常に嬉しく、さらに研究の質を向上させ社会に役立つ成果を出したいと思うようになりました。 そのためには基礎知識を身につけ、一つ一つの実験手順や条件を入念に確かめていきたいと思います。そして、得られた結果の考察を班員で楽しく広げていきたいと思います。
今ある研究環境に感謝し、一層努力していきたいと思います。
②環境探究フォーラム2023
この度、秋田県立秋田高等学校生物部の緑茶班、ナイシン班は3月25日に、京都ノートルダム女子大学およびZOOMで開催された環境探究フォーラム2023に参加しました。 緑茶班は「緑茶由来物質が抗生物質に与える影響」、ナイシン班は「食品保存料ナイシンの有効利用に関する研究」について発表しました。 最高得点で同点だったため両班とも最優秀賞をいただきました。
どの研究の発表からもスライドの作り方や、発表の仕方、話し方など学ぶことが多く、非常に有意義な時間となりました。 また、現代社会での汎用性が高い研究成果を得たものも数多くあり、大きな可能性を感じることができた大会となりました。 私達が行っている研究もいずれ、現代社会の役に立てるといいなと思います。 支援していただいた皆様、ありがとうございました。
③つくばScienceEdge2023
3月26・27日につくばScienceEdge2023中高生国際科学アイデアコンテストがつくば国際会議場で開催され、私たち秋田県立秋田高等学校生物部は、緑茶班が英語ポスターで「Verification of the antibacterial effect of kanamycin combined with the substances derived from green tea」、遺伝子突然変異班が日本語ポスターで「抗変異原性を持つカルコン類の探索」のプレゼンテーションを行ってきました。
今回の大会は、参加校が多く国際性も感じられ、大変規模の大きいものでした。あらゆる科学の分野における素晴らしい着眼点の研究の数々に、感動を覚えずにはいられませんでした。 大会の内容は各種研究発表のほか、講演会、ワークショップ、国際交流会など、多岐にわたっていました。私たちはそれらに参加する中で、科学的視野、国際的視野を大いに広げることができたと思います。
一年間の最後の発表大会でしたが、これからの私たちの大きな原動力となりました。来年度も日々研究活動に打ち込める喜びを感じながら、科学への探究を続けていきたいと思います。
この一年間私たちにご支援くださり、ご指導くださった皆様に厚く感謝申し上げます