平成29年8月23日に愛媛県総合科学博物館において，科学系社会教育施設の活用を目指した教育コンソーシアム第3回研修会として「教員のための博物館の日」に参加した。

本コンソーシアム構成員からは愛媛県総合教育センター指導主事1名，とべ動物園職員1名，愛媛大学教育学部准教授（主担当者）の3名が参加し，講師としてはコンソーシアム構成員の総合科学博物館学芸員が1名担当している。

「教員のための博物館の日」の参加者は小学校教員9名，中学校教員6名，中等学校大学教員2名，教育委員会・図書館等4名の計21名が参加していた。まず，プラネタリウムを実際に体験しながら小学校や中学校理科での活用についてレクチャーがあり，その後，館内見学ツアーが行われた。何度も利用している施設であるが学芸員からの説明によってより深い活用方法が検討できると感じた。午後からは生物系，化学系，科学技術系でそれぞれの講座が用意され，体験型のワークショップ形式で実施された。最後に総合科学博物館で提供されている貸し出し教材について紹介され，意見交換がなされた。学校カリキュラムとの関連も重視したワークシートなども提供されており，とても有意義な研修会となった。