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中谷財団事業紹介 活動Now!
2021年10月14日
福井工業高等専門学校
【福井工業高等専門学校】福井市立成和中学校科学部で行った合同化学実験

2021年年7月21日、化学発光 ・酸化膜形成 ・炎色反応の3つの実験を行った。
31名(中学校1年生 14人、2年生11人、3年生6人)の中学生が熱心に実験を行い説明を聞いていた。福井高専物質工学科と小中連携プロジェクト(中谷医工計測技術振興財団プロジェクト)として実施し、福井県化学産業の将来を担う生徒の育成を目的に行った。
化学発光ではルミノール発光を体験し、発光メカニズムについて真剣に説明を聞いていた(下写真)。また、酸化膜形成実験は大きな電源装置がないとできない実験で、中谷医工計測技術振興財団様の助成により実施が実現しました。
この実験の面白いところは、同じ種類の金属で被膜を作っているのに、厚みによって色が異なり、生徒だけでなく見学していた教員や県教育関係者も興味深そうにされていて、たくさん質問等を頂きました。炎色反応実験は、水の上に浮かべたアルミ箔の中で、銅やリチウムをなどの金属イオンを含ませたアルコールを燃焼させる方法で行った。不思議な色の炎に生徒は釘付けになっていた。