- HOME/
- 事業紹介 /
- 科学教育振興助成トップ /
- 活動Now! /
- 【福岡県立福岡高等学校】放線菌の抗生物質の研究
事業紹介 活動Now!
2016年08月22日
福岡県立福岡高等学校
【福岡県立福岡高等学校】放線菌の抗生物質の研究
-
昨年から、土壌中の放線菌の研究を行っている。
学校の周りの土から放線菌を単離して培養する。
その放線菌が抗生物質を合成しているかどうかを、大腸菌などの細菌を利用して、放線菌の周りに阻止円ができていないかどうかで判断する。
阻止円(大腸菌などの細菌が生育していないところ)ができれば、その放線菌は抗生物質を合成しているということ。
放線菌には抗生物質を合成するための遺伝子があるが、その多くは眠っているという。
今年は、この休眠遺伝子に働くRNAポリメラーゼに突然変異を起こすことで、抗生物質の休眠遺伝子を目覚めさせようと試みている。