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中谷財団事業紹介 活動Now!
2021年09月21日
兵庫県立姫路東高等学校
【兵庫県立姫路東高等学校】電子レンジプラズマの謎に挑む
電子レンジの中にシャープペンシルの芯を入れてチンすると、芯の両端からまばゆいプラズマが放出されます。自宅の電子レンジで確認しないことをお勧めします(二度と使えなくなる危険性があります)。
芯の両端から発せられるのは、ナトリウムのプラズマです。どのようにして芯からナトリウムのプラズマが出るのかは、専門家の間でも長い間謎でした。様々な実験を繰り返すうちに、芯を縫い針に変えても、銅線に変えてもナトリウムのプラズマが出ることがわかりました。もしかすると芯がプラズマを発しているのではなく、芯を置いていた陶器の箸置きがプラズマを出しているのではないかと考え、箸置きを耐熱性ガラスに変えると、プラズマは出ませんでした。
芯がプラズマの発生源だとばかり思い込んでいたわたしたちは、科学的な探究の方法を体験しました。この研究を多くの専門学会や文部科学省認定の論文大会で高い評価を得ることができました。
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国高等学校総合文化祭自然科学部門でのパネル発表
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ラズマ実験のようす