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中谷財団事業紹介 活動Now!
2021年05月19日
京都市立堀川高等学校
【京都市立堀川高等学校】京菓子司『亀屋良長』様から色素増感太陽電池と微生物燃料電池に用いる小豆廃汁を頂きました
本校では小豆廃汁の色素や有機物を利用した色素増感太陽電池と微生物燃料電池の研究を行っています。
令和3年5月18日に研究に用いる小豆廃汁を得るために自然科学部1年生太陽電池班の諸君が地域の和菓子店と交渉し、京都の老舗の和菓子司「亀屋良長」様から小豆廃汁を頂きました。
店舗への訪問時には、当主の吉村様もおいでになられ、貴重なお話を伺うことができました。ここで小豆は製餡過程で2度茹でられ、廃汁が2種生じることを初めて知り、一同大変驚きました。また、2つの廃汁の濁りや色調は明らかに異なり、色素や有機物組成が相当異なることが予想され、電池の性能にも影響すると考えられます。
コロナ禍で活動時間が制限され十分な時間が取れない中ですが、生徒も研究テーマの主原料を得て、電池開発に向けて気合が入りました。まずは発電できる電池の製作を目指して探究活動を進めていきます。
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訪問時の写真(中央は当主の吉村様)
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小豆廃汁(左1回目、右2回目)