- HOME/
- 中谷財団事業紹介 /
- 科学教育振興助成トップ /
- 活動Now! /
- 【東松山市立市の川小学校】サワトラノオは満開、トウキョウサンショウウオは上陸!
中谷財団事業紹介 活動Now!
2019年06月07日
東松山市立市の川小学校
【東松山市立市の川小学校】サワトラノオは満開、トウキョウサンショウウオは上陸!
6年生が大切に育ててきた県内希少野生動植物種「サワトラノオ」(絶滅危惧ⅠA・埼玉2011)は、今年も白いきれいな花をたくさんつけました。
今年は、東松山市役所の入り口近くにもプランターを置かせていただきました。6年生の次の目標は、「たねをとる」ことです。埼玉県科学国際センターの研究員さんや自生地(埼玉・静岡)を保護している方たちと連携しながら、引き続き世話を続けて行きます。
5年生が世話をしている「トウキョウサンショウウオ」(絶滅危惧ⅠB・埼玉2018)は、エラがなくなって上陸を始めた個体が出てきました。埼玉県こども動物自然公園と連携をしながら、6月26日には園内の自生地に放流に出かける予定です。
また市の川小から苗を分け、サワトラノオを育てている埼玉県立東松山特別支援学校、東松山市立新宿小学校、嵐山町立菅谷小学校、嵐山町立嵐山幼稚園からも、開花の報告がありました。トウキョウサンショウウオの飼育を共同で行っている嵐山町立菅谷小学校とは、成長の様子や飼育方法などについて日常的に情報交換を行っています。
- 正門付近で約300株のサワトラノオが咲き乱れています。
- つぼみのときにめしべが長い花と短い花の比率を調べるために目印のタグをつけています。
- 花を訪れる昆虫をビデオで撮影しています。
- エラが消え、すっかりサンショウウオらしくなりました。
- 上陸した個体は、プラスチックカップに移しました。上陸すると、ワラジムシなどを食べます。