公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団

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2019年06月28日

東松山市立市の川小学校

【東松山市立市の川小学校】サワトラノオは実りの季節 トウキョウサンショウウオはふるさとへ

今年も白い美しい花を見せてくれたサワトラノオは、そろそろ実が熟してきています。

6年生の当番は、毎日の水やりを欠かすことなく世話を続けています。熟した実は収穫し、種子を採って来年の準備に移ります。

 

今年、苗を譲った県立東松山特別支援学校、市立新宿小学校、町立菅谷小学校、町立嵐山幼稚園の4校(園)も、それぞれ大切に栽培をしています。夏休みには、市の川小を含めた4校を対象にした「サワトラノオの植え付け体験会」も企画中です。

 

また、4月から5年生が育ててきたトウキョウサンショウウオはエラがなくなって陸上生活に移った個体が多くなりました。町立菅谷小学校の1年生が育ててきたものも市の川小であずかり、6月26日(水)に5年生全員で埼玉県こども動物自然公園内の自生地に放流に行きました。

 

6つの卵嚢(母親は3匹)から育ったトウキョウサンショウウオは、126匹でした。今後放流場所の池周辺から山の中に生活の場を移し、3~4年後におとなになって池に戻ってくることを願って放流をしました。

サワトラノオは、このままにしておくと実がはじけてしまうので、まもなく収穫をします。

埼玉県こども動物自然公園では、職員のみなさんに放流の補助や、自生地の説明などをしていただきました。

放流場所の整備もしていただいたので、スムーズに放流ができました。

ひとり1匹ずつ放流していきます。

エラがなくなって上陸した個体は湿地の土の上に、エラが残っている個体は池の水の中に放しました。