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事業紹介 活動Now!
2018年09月03日
神奈川県立鎌倉高等学校
【神奈川県立鎌倉高等学校】鎌倉砂鉄を原料とするたたら製鉄
8月3、4日に立命館大学で鎌倉砂鉄を原料にした製鉄操業を行いました。鎌倉砂鉄はチタンを多く含むため赤目砂鉄に分類され、奥出雲の真砂砂鉄に比べて良質の鉄ができ難いと考えられてきました。しかし、これまでの研究によって良質の鉄をつくる工程を確立し、その鉄を鍛造して短刀にすることができました。今年度は砂鉄と生成鉄に含まれる元素分析によって、古代生成鉄の原料となった砂鉄の産地特定を探ることが目的です。
- たたら炉の組み立て途中、炉内を加熱する作業
- たたら炉のレンガを取り除き、生成鉄(ケラ)を取り出す作業
- 鎌倉砂鉄30kgから得られた生成鉄(8.5kg)