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中谷財団事業紹介 活動Now!
2020年09月17日
君津市立北子安小学校
【君津市立北子安小学校】「環境教育総合プロジェクト」ウニに目があるのか?科学研究活動
環境教育総合プロジェクトでは、大学・博物館と連携して生物多様性の学びや科学教育活動に取り組みます。いくつかの機関と連携して研究活動を実施しています。
現在進行中の科学研究は5年生の希望者が、お茶の水女子大学湾岸生物研究センターとの連携で、ウニの飼育活動から「光を感じ取り、目になるようなはたらきがあるのか?」という疑問をもち、研究に取り組んでいます。
昨年から飼育しているムラサキウニに赤・黄・黒・青色の円形のプレートを均等に置き、どの色のプレートに反応するのか実験を繰り返しています。研究をはじめたころは、ウニがエサのワカメに近づくのは、においではないかと予想をたてましたが、どうやら違うようです。現時点の実験では、黒色(10回中8回)・黄色(10回中2回)に数分後に近づくという結果が出ています。はたしてウニに目があるのか?色を見分けているのか?疑問はつきません。実験の条件や先行研究を調べながら継続して研究を進めます。なお、研究成果は、科学コンテストや学会発表などで発信していきたいと考えています。
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ウニの殻を顕微鏡で調べる児童
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実験用の色プレートを作成する児童
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実験中のウニ(容器の中心からスタート)
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ウニが黒色プレートに近づく様子