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中谷財団事業紹介 活動Now!
2020年09月09日
君津市立北子安小学校
【君津市立北子安小学校】「青葉メダカ」プロジェクト 生物どうしのつながりの学習で「青葉メダカ」を活用

北子安小学校では、中庭の観察池に、現在800匹を超える野生メダカが泳いでいます。
6年生理科の生物どうしのつながりの授業では、「メダカのたべもの」の学習で、この「青葉メダカ」を活用しながら授業を行いました。校地内の水田や観察池に生息する微小な生物とメダカの排せつ物にふくまれる生物を調べました。
児童たちが、底にたまった落ち葉や水草を集め、顕微鏡観察をするとさまざまな微小な生物を発見することができました。カイミジンコ・ミカズキモ・ミドリムシなど教科書にも掲載されている生物のほか、たくさんの生物が確認できました。
また、観察池のメダカからの排せつ物を顕微鏡で調べると、さらにどんな生物を食べ物にしているのかわかりました。
未消化のミジンコなどの体の破片やケイソウなど、さまざまな生物をえさとして口にしていることが確認できました。メダカから他の生物とのつながりを学ぶことができました。なお、繁殖させた「青葉メダカ」は、実践を共有できるように、連携校への配布を準備しています。
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観察池からサンプルを採取する児童
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観察池から採取した「青葉メダカ」
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池の水から見つかったミカヅキモ
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青葉メダカのフンから生物の破片を 見つける児童