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中谷財団事業紹介 活動Now!
2021年12月14日
三重県立桑名高等学校
【三重県立桑名高等学校】桑名市立星見ヶ丘小学校にて 天体観測会に本校生徒3名がスタッフとして参加しました

12月10日(金)に桑名市立星見ヶ丘小学校にて行われた小学校主催の天体観測会に、地元の桑名で天文の普及活動を行っている「こうのとり桑名」さんと連携し、本校生徒3名がスタッフとして参加しました。
観測会には、星見ヶ丘小学校の小学4年生を中心に保護者や家族の方などあわせて約80名の参加者が集まりました。本校からは中谷医工計測技術振興財団様よりご助成頂いて購入した望遠鏡一式にて参加しました。他小学校での観測会と同様、紙コップに穴をあけてレンズにかぶせて見ていただくなど新型コロナウイルス感染対策にも留意しました。
校庭にてスタッフ紹介の後、さっそく観測会を始めました。月や木星・土星の他、この日は金星が三日月の様な欠け具合で観測できるということで導入し観測していただきました。「三日金」とも言われるその現象について、生徒は何故そのように観測できるか、また金星自体の知識などを一生懸命説明をしていました。他にも、タブレットを使って前回学校で観測したほぼ皆既月食の写真などを見ていただき説明していました。
さらに、この日の予定時刻が終わった後も校庭に残った小学生や保護者の方と共に観測を続けていると、午後7時過ぎに南の空に大きな火球が現れました。丁度観測していた方向に現れ、生徒も含めその場にいたほとんどの人が初めて見る光景で大きな歓声が上がりました。生徒たちは関心を持ってリアルタイムでツイッターやニュースを検索し、また「火球」、「流れ星」、「隕石」の違いなどをネットで調べていました。思わぬ形でめったに見られない天文現象にも遭遇し、貴重な体験となりました。
小学校の校長先生やPTAの役員の方からも感謝のお言葉をいただき、生徒たちは充実感や達成感を得た様子でした。小学生や地域の方々に天文や科学に興味関心を持っていただくとともに、生徒も多くの学びを得るとても有意義な活動となりました。
※ 火球については、詳しくはインターネットにて「2021年12月10日 火球」などで検索してみて下さい。