公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団

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2021年11月10日

三重県立桑名高等学校

【三重県立桑名高等学校】四日市市立下野小学校にて 天体観測会にスタッフと実習を兼ねて参加しました

11月5日(金)に四日市市立下野小学校にて行われた地域団体主催の天体観測会に、本校生徒6名がスタッフとして、自分たちの勉強・実習も兼ねて参加しました。

 

新型コロナウイルス第5波の影響や天候不順により8・9・10月の観測会が中止となってしまいましたが、コロナの流行も落ち着きを見せ、この日は感染対策を行いながら実施することができました。

当日は地域の小学生・保護者の方あわせて100名を超える参加者が集まりました。

最初に体育館にてメンバーの自己紹介・挨拶を行った後、地域の天文スタッフの方より30分ほど星空に関する話を小学生と一緒に聞きました。その後校庭にて、スタッフの方の望遠鏡や四日市市所有の移動式望遠鏡「きらら号」などで実際の観測会を行いました。本校生徒も、中谷医工計測技術振興財団様よりご助成頂いて購入した望遠鏡一式にて参加しました。

 

この日は木星・土星が良く見えており、皆まだ操作が不慣れで最初は苦労しましたがしっかりと導入することができ、多くの小学生や保護者の方に木星の模様や衛星、土星の輪の説明を交えながら観測していただきました。

参加した生徒たちは、天文に関する小学生向けの講座は初めての経験でしたが、小学生や保護者の方へ積極的に呼びかけ見ていただいたり、質問にも一生懸命答えたりしていました。

 

思っていた以上に参加者が多かったこともあり、慣れないながらも生徒たちはスタッフとして貢献できた充実感を持ち、「とても楽しかった」「今後もぜひ参加したい」との感想を口にしていました。普段の活動を地域の小学生に還元するとともに、本校生徒にとっても様々な学びを得る大変貴重な機会となりました。

今後も他の地元の小学校での観測会へスタッフとしての参加を予定しています。