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中谷財団事業紹介 活動Now!
2021年11月09日
三重県立桑名高等学校
【三重県立桑名高等学校】1年生理数科 名古屋工業大学にて校外研修を実施しました

11月1日(月)に名古屋工業大学にて、1年生理数科の校外研修を実施しました。
昨年度は新型コロナウイルス流行の影響で中止となってしまいましたが、本年度は午後の半日という形でお受入れいただき実施することができました。今年の夏はほとんどの大学でオープンキャンパスがオンライン形式となったので、多くの生徒が初めての大学を訪れる機会となりました。
まずは大学の全体の説明をしていただいた後、1時間の模擬講義を2回受講させていただきました。事前に希望をとり、1回目は情報工学科と社会工学科に分かれて、2回目は生命応用化学科と電気機械工学科に分かれて実施し、各学科で学ぶ内容や先生方が取り組まれている研究について、プレゼンテーションや実演を通して学びました。

例えば社会工学科では、本校卒業生でもある伊藤孝紀准教授に講義をしていただきました。
先生は建築物だけではなくインテリアや製品、さらには街全体のデザインにも携わってみえて、工学におけるデザインの重要性や実際の製品や建築にて使われているデザインの工夫、活用例などを学びました。
桑名高校の最寄りの桑名駅でつい最近(1年ほど前)に駅舎の建て替えがあったのですが、そのデザインを伊藤先生が手掛けたことも紹介していただき、生徒は非常に興味を持った様子でした。

他にも、情報工学科では動くごみ箱などAIの多分野にわたる活用、生命応用化学科では人口光合成の研究開発や今後の可能性、電気機械工学科では電源から完全ワイヤレスを目指す電化製品や空飛ぶ自動車の実用化など、大変興味深い題材を元にとても多くのことを学び視野を広げることができました。
大学の様子や研究内容・取り組みについて知り、目的を持って進学することの大切さや、様々な開発・研究が人間や社会の様々な課題の解決につながっていくこと、高校での学習の重要性など多くのことを学ぶ大変貴重な機会となりました。