公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団

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2022年11月08日

丸亀市立城西小学校

【丸亀市立城西小学校】全校生を対象に「わくわく理科教室」をテレビ放送しました

第1回 ~みんな知ってるかな?くだもののひみつ~

 

りんごジュースの作り方を博士とアシスタントママが教えてくれます。

生のりんごを手でつぶしても潰れないけれど、一度冷凍したりんごは、細胞の壁が壊れることで、少しの力で潰れてしまうというものです。児童は、博士の持っている解凍後のりんごの様子をじっと見ながら、「あれ?りんごに水がついているよ。」「きっと冷たいんだろうな。」と予想しながら見ていました。

博士の解説を聞いて、「凍らせたら、皮がやわらかくなるなんて、びっくりしました。家でもやってみたいです。」という子が多かったです。

第2回 ~『声』って、見えるの?~

 

わくわく理科教室で、目に見えない声を、塩を使って実験しました。3人の先生がそれぞれ、声の大きさや高さ、響きを変えて発声し、塩で声紋を見えるようにしました。

 

料理で使用するボールに、切り取った黒色のゴミ袋をピンと張った状態でテープでとめます。そこに、塩を多めに振りかけ、息が直接かからない距離から大きな声や高い声を出します。塩が声に合わせて声紋が浮かび上がります。

塩が動くと、児童からは「おー」という驚きの声が聞かれました。実際にやってみたい児童も現れ、声が通りお腹から大きな声を出すことが出来る児童は、塩の形が小さな丸いぶどうのような形になり喜んでいました。また、声の高い児童は、細かい丸い形の模様が浮かび上がりました。自分の声が見えた瞬間は喜びで「もっとやってみたい!」「もっと違う形を作り出したい!」という意欲に繋がっていきました。なかなか自分の声が見られなかった児童は、口の形や声の高さを変えるなど、工夫する姿が見られました。

第3回 ~正しい換気の仕方は?~

 

今回のわくわく理科教室は、透明なプラスチックケースの中に線香を焚き、正しい換気の仕方を実際に煙の動きを見ながら学びました。

 

まず始めは、廊下側の窓を1つ開けてみると…「う~ん、少ししか煙が出てこないなぁ?」では、次は同じ側の窓を2つ開けてみると!「さっきよりは煙は出てきたけど、まだまだケースの中は真っ白!じゃあ、反対側を開けたらどうなるのかなぁ?」ということで、対面同士の窓を1つずつ開けてみました。しかし、煙の出ている量は確かに増えているけれど、まだまだケースの中は真っ白です。そこで養護教諭が登場し、正しい窓の開け方を教えてもらい、対角で窓を開けてみたり、全ての窓を開けてみたりしました。すると、先ほどと違って、煙があっという間に外側に出ていき、ケースの中はとてもきれいになりました。

 

コロナ禍の中なぜ換気が大切なのかが、煙の流れ=空気の流れだと学ぶことができました。この日以降、積極的に窓開けをする子どもたちの姿が見られました。