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中谷財団事業紹介 活動Now!
2023年10月23日
湖南市立三雲小学校
【湖南市立三雲小学校】ペア飼育と群飼育
今年も7月半ばから孵化が始まり、1か月の間に仔カナヘビが順々に産まれました。4月からの実験で飼育していたニホントカゲが脱走したことがありました。その時、子どもたちは真剣に困り、探し、どうしたらいいかを友だちや教師と相談し、謝りあって、許し合って実験を続けるという経験をしていました。
夏休みになり、自分でもカナヘビの飼育をしたい子どもたちは、雌雄のペアで、うまくいけば産卵できるような飼育に臨みました。しかし、今年は猛暑となり、個体が突然死んでしまったり、餌を与えるときに親カナヘビが脱走してしまったりするなど、いろいろなハプニングに見舞われました。その体験を通して、子どもたちは命の大切さや、餌を与えるためにコオロギやバッタを取る作業のしんどさを感じていました。
生まれた仔カナヘビを観察していると、その体の大きさに差があるように感じました。そこで、写真をもとに仔カナヘビの形態計測をすることにしました。また、形態計測を子どもたちと共にすることで、一般的な観察から、両群の仔カナヘビの発育の違いの有無を客観的に捉える方法を伝えました。
どの子どもたちが計測しても同じかどうか、只今、絶賛計測中です。
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ペア飼育群(生後1日目)
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群飼育群(生後1日目)