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事業紹介 活動Now!
2024年05月23日
湖南市立三雲小学校
【湖南市立三雲小学校】物の燃え方と空気(6年) 〜酸素の中で鉄は燃える?〜
6年生は例年「物の燃え方と空気」の学習から始まり、今年は理科専科教員以外の若手教員も授業をします。
担任から「参観日に理科の授業を見ていただこうと思います。」という声があり、参観日にどの実験をするか予備実験をしていたとき、先生が「酸素の中でろうそくの火がよく燃えることを確認した後、スチールウールが燃える実験もやってみたい。」と要望がありました。
前実験で酸素を集めた集気瓶の中に火をつけたスチールウールを入れたところ、思っていた以上にバチバチ燃えて先生もびっくりしていました。そして、「面白い!やっぱり、これがやりたいです。」と、担任の目がキラキラ輝いていました。その後、実験をどのように安全に行い、必要な知識の習得や思考活動に繋げるかを考えました。子どもたちが安全にワクワクして実験ができるための規準として、スチールウールの適切な使用量と「実験するときに、ひょっとしたら蓋が浮き上がるかもしれないが、ヤケドをしないように蓋や瓶は触らない。」という注意喚起、机間巡視などが大切であることを確認しました。
参観では、担任が子どもたちを上手く指導し、「もう一度実験していい?」という子どもたちの声や、理科室の窓や後方から参観されていた保護者の笑顔が見られる実践になりました。