この活動をするにあたり、なくてはならないものがカナヘビでした。しかし、５月半ばでクラブ活動の始まりは午後３時。裏の川へ行っても、カナヘビが必ず捕まえられるとは限りませんでした。

そこで、この時期になるとカナヘビやトカゲ、カブトムシやクワガタムシ、イモリにヤモリなど、身近な生き物が大好きで、あっという間に捕まえてくる子どもたちに私は相談しました。彼らは活動内容について理解し、ホントにあっという間にカナヘビを捕まえ、「カナヘビ君たちが住みやすいように、これも取ってきた。」と、コケや木の葉を一緒に持ってきてくれました。その後、「先生、ぼく、虹トカ飼ってるし、ここで夏休みまでの間飼って、みんなでみてくれてもいいで。」と、トカゲの観察に協力してくれる子どもたちも出てきました。

しかし、子どもですのでトラブルも起こるかもしれません。そこで、ケージの中の生き物はできるだけ自然に近い状態で飼うから、触ることはできないという約束をして、理科室で一緒に飼い始めました。

あっという間の2か月半。彼らは約束をしっかりと守り、夏休み前のこの時期、虹トカやカナヘビたちを自然に返し、夏休みに自分たちで世話をするニホントカゲの成体を引き取っていきました。

三雲小学校のハンターさんたち、本当にありがとうございました。感謝です！