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2022年07月22日

湖南市立三雲小学校

【湖南市立三雲小学校】ほら、ごはん食べよう! 生きよう!

赤ちゃんカナヘビが生まれてから、子どもたちは毎日生きているか心配で、洗瓶に水を入れて雨をふらせては、木の葉についた露を飲むカナヘビを見て、「あっ、飲んでる、飲んでる!」。「ミルワーム、あげよう! そうでないと、死んでまう!」、「まだ食べられへんの?」と、気になる様子。

 

赤ちゃんカナヘビの大きさは約5cm。ミルワームが約2cmの大きさなので、最初、子どもたちがそのままミルワームをあげていても、赤ちゃんカナヘビは食べられず、ミルワームが土に潜っていくばかりでした。そこで、残酷ですがミルワームを3分割して与えると、ペロペロペロ。少し中身を食べました。それを繰り返していると、2,3日後には三分の一の大きさのものを自分で食べるようになりました。

 

この頃になると、科学クラブの子どもたちばかりではなく、3年生以上の子どもたちが自分たちの捕まえて飼っているカナヘビのエサは何をあげたらいいのかを聞きに理科室を訪れ、雨のときはエサを取れないので、「ミルワームをください。」と、来ていました。

常連の子どもたちは、その子たちに優しく与え方を教えて、梅雨明け宣言後の長雨に負けまいと、ワイワイ活動している子どもたちでした。ご覧ください。