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科学教育振興助成 活動Now!

2025年11月14日

湖南市立三雲小学校

【湖南市立三雲小学校】「物のとけ方」の学習

5年生の「物のとけ方」の学習において、「子どもたちがワクワクする授業」の手立てを確認するため、教科横断的な既習内容を使った実験の手順を教師が共有した。

食塩が水に溶ける限界の量から最適な高濃度の食塩水を作る濃度計算をし、溶けにくい場合はどのような方法があるのかを考えさせることを踏まえて、段階的な希釈方法を伝えた。具体的には、それぞれの水溶液に食紅で色をつけて、濃度の濃い順で試験管に水溶液を入れた場合と、低濃度から試験管に水溶液を入れた場合の練習を行った。結果として、前者は水溶液の層がはっきりと区切られ、後者は色のグラデーションができた。

また、各々の水溶液を入れるときの注意点や食紅を絵の具に置き換えられること、隣接する層の色は反対色を使うなどの注意事項を共有しながら指導案の検討を行った。今後は、準備した器具を活用して各校での実践に臨む予定である。
各校での子どもたちの反応について、教師がワクワクしながら予想を立て、打ち合わせを終えることができた。