本年度から、主体的で対話的な深い学びの実現に向けた授業改善の一部として、自然観察（野外）を取り入れた理科の授業研究に取り組みます。

野外観察と聞いた子どもたちは、「長袖長ズボンで行く」「先生の話を聞く」「勝手な行動をしない」などの自分を守る視点と、「生き物をむやみに取らない」「生き物をおもちゃにしない」など、自然を守る視点が含まれた回答が返ってきました。

４年生では、野外観察における『自然を守る視点』が明確に捉えられていないと感じたので、「川辺や森は生き物にとって、どんなところですか？」と問うことで、「お家」という声が上がりました。「お邪魔しますの気持ちが大切なんや！」と、なんとも微笑ましい気付きへと繋がりました。

日を改めて、クラス毎で野外観察に出かけました。学級に帰ってからの振り返りでは、楽しかった活動内容とともに、自分の行動を振り返ったものや、出会った生き物や植物についての感想を書いている子どもたちがいて、今年も楽しく活動できそうな予感がしました。