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2024年10月22日

湖南市立三雲小学校

【湖南市立三雲小学校】とじこめた空気と水 ― ペンギンはどうなる? ―

『とじこめた空気と水』の学習の最後に、既習事項を踏まえた上での研究授業をしました。

注射筒に空気と水を半分ずつ入れて、その上にスポンジ製のペンギンを入れる実験ですが、子どもたちは「今日は、ペンギンを使います。」と先生が伝えただけで、「ペンギン!!!」と、黄色い歓声が上がりました。これは、担任の先生と子どもたちの関係性がなせる技だと思います。

 

とても楽しい雰囲気の中で始まった授業では、「この注射筒を上から圧すと、ペンギンは、さてどうなるでしょうか?」と先生が投げかけると、「沈む!」「ちぎれる!」「縮む!」「変わらない!」と、さまざまな予想が出てきて、参観していた先生たちも笑顔になっていました。

 

授業の後に、校内全体の研究会をもち、「安心して子どもたちが授業に臨んでいる」「理科の授業で型が決まっていて、積み上がっている。」「子どもたちが次に何をするのかわかっている。」などの感想がありました。また、「結果のところで、動画を用いてペンギンが縮んでいる明確な結果を示した方がよかった。」「最初にペンギンが浮いている状態から実験を始めることを、はっきりと示した方が良いのでは」「考察をするときに、個人で考えさせ、グループを通してから発表させる段階を踏むと、読み解く力が深まるのではないか。」との意見もいただきました。

担当者だけではなく、各々の先生の見方や考え方を知る貴重な時間となりました。