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中谷財団事業紹介 活動Now!
2024年07月11日
愛知県立三谷水産高等学校
【愛知県立三谷水産高等学校】雌化ウナギの作出について
課題研究ウナギ班の課題の一つが、いかに雌のウナギを確保するかにあります。養殖ウナギのほとんどが雄で、その原因が飼育の密度や水温が高く、餌の量が天然より多いこととされています。雌の数が少ないため、人工授精させる数が限られてしまいます。そこで、ウナギの性が決まる稚魚期の状態から普段与えている練り餌の中に雌化ホルモン(17β‐エストラジオール)を混ぜることにより、ウナギの雌化を誘導し卵巣形成も促進させようと試みています。
6月6日には稚魚の魚体測定、選別作業及び雌化ホルモンの給餌を開始しました。