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2021年08月10日

高岡市立南星中学校

【高岡市立南星中学校】立山外来植物除去活動

「高岡市内中学校科学部が連携して、共通テーマの研究や合同活動に生徒が取り組む共同事業」の一環として、令和3年7月29日、現地研修会(立山・弥陀ヶ原)を実施しました。

富山県森林研究所の大宮先生に全体指導をお願いし、富山県自然解説員(ナチュラリスト)の方々に各グループの指導をしてもらいました。
高岡市内中学校科学部から集まった生徒35名と顧問6名は、時々雨が降る天候でしたが、オオイタドリ330本、イタドリ420本などの除去作業を行いました。

本日の活動のために、昨年度よりリーダー研修会を実施し、「立山の外来植物とはどういうものなのか。」「なぜ外来植物を除去しなければならないのか。」などについて、信頼できる調査結果を分析し、科学的根拠に基づいて除去をする方法を学習してきました。

生徒は、「私たちは、主にオオイタドリを除去してきました。自分たちの背よりも大きく成長したオオイタドリの茎は堅くてはさみで切ることがなかなかできないほどでした。高山でしか生きられない高山植物を外来植物がおびやかしていると思うと1本でも多く除去しなければならないと力がわいてきました。」など、自分たちが富山県の財産である立山の自然保護に協力できたことに満足したようでした。