本校では水に係わる諸問題に対する調査研究の一環として、カンボジア、トンレサップ湖における水上集落で暮らす人々を対象に、雨季における雨水活用の普及を目標にした研究を行っています。

現在は、雨樋の取り付け方はどうするべきか、それによって集水率がどの程度変わっていくのかなどの疑問・課題を現実の雨に近い形で検証するために、家の模型と降雨模擬装置を試作し、データを取るなどして進めています。

これまでの成果は、８月２日にオンラインで開催されたAOGS（Asia Oceania Geosciences Society，国際学会）でも英語で作成したポスターを使って発表し、専門家からアドバイスを頂いてさらに研究を深めることができました。

今後も現地に住む人々の意見を聞きながら、１つ１つ課題を解決してことにチャレンジしていく予定です。