西脇市立西脇小学校にて12月に出前授業を行いました。

小学校５年生２クラス、約70名の児童に対して「手作りカイロを作ろう」と題して、部員の高校生が先生となって授業をしました。

まず市販のカイロを切って中身を取り出し観察し、次に自分で鉄粉と炭の粉末と食塩と水を封筒に入れてしばらくすると温かくなる現象を、児童たちは体験しました。

また、SDGｓの要素も授業に取り入れ、環境に関心を持ってもらうことを目的に、西脇市内のGoGreen社に協力していただいて、使用済みカイロから作られる水質改善用ペレットを紹介しました。

この状況の中、出前授業の実施に向けて協力していただいた小学校の先生方や保護者の皆様、ペレットを無償で提供していただいたGoGreen社の方々にも感謝しています。

なお、西脇小学校の木造校舎は2021年8月に国重要文化財に指定され、その前で撮影しました。（西脇市では初の国指定重要文化財、現役小学校校舎が国指定重要文化財となるのは全国で3例目、兵庫県内では初めての指定だそうです。）