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中谷財団事業紹介 活動Now!
2022年07月07日
堺市初等教育研究会理科部会
【堺市初等教育研究会理科部会】水のしみこみ実験を行いました。
堺市立大泉小学校で、校内研修として4年理科「雨水の行方と地面の様子」の学習に取り組みました。
雨が降った後の運動場と砂場にたまった水の様子から違いを見いだし,しみこみ方に違いがあるのかを確かめる実験を行いました。
児童は「粒の大きさが関係しているのではないか」と全員予想しましたが,「粒が大きいと隙間が大きいから水の通り道がたくさんあるのではないか。」「粒が大きいとびっしり詰まっているから隙間は小さく,水の通り道が少ないのではないか。」という仮説で意見が対立し、確かめるために実験をしました。
アクリルパイプを用いることで,しみこむ様子の違いを見て、歓声を上げながら観察していました。
児童は仮説をもとに,「粒が大きいほうが水がしみこむのが早いという結果から,粒が大きいほうが隙間が大きく,水の通り道が大きいと考えられる。」と考察を書く等,粒の大きさと水がしみ込む早さとの関係について、認識を深めることにつながりました。