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2022年07月27日

堺市初等教育研究会理科部会

【堺市初等教育研究会理科部会】地面の傾き観察を行いました

堺市立大泉小学校では、校内研修として4年理科「雨水の行方と地面の様子」の学習に取り組みました。

雨が降った後、運動場と砂場にたまった水の様子の違いから、「どのような場所に水たまりができるのか」という、問題を見出しました。場所を予想し、本当に水たまりができるかを確かめる実験を行いました。

 

児童は「周りよりくぼんでいる場所。」や「低くなっているところ。」といった予想をしました。さらに、一部の児童からは「粒が小さかったり,隙間が少ないところじゃないと水がしみ込んでしまうのではないか。」と、前回のしみこみ実験の学習内容と関係づけて考えを深める発言もありました。

そこで、「周りより低くなっていて、粒が小さいか踏み固められている場所に水たまりはできるのではないか。」という予想を確かめるために観察・実験を行いました。

 

アクリルパイプにビー玉を入れ、両端をゴム栓で封じることで、地面の傾き具合を確認することができる器具を使い、ビー玉が転がったほうがより低くなっていることを確かめることができました。粒の大きさを手で触って確認しながら、地面の傾きと雨水が流れる方向を関係づけることができました。