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中谷財団事業紹介 活動Now!
2022年07月05日
東松山市立桜山小学校
【東松山市立桜山小学校】153匹のトウキョウサンショウウオを自生地に放流

3月の初めに卵嚢を預かって以来世話と観察を続けてきた4年生が、上陸した幼体153匹を7月5日に放流しました。
初めて実際の自生地を目にした子どもたちは、「こんなところで本当に生きていかれるのか」と思ったようですが、埼玉県こども動物自然公園の担当の方から「落ち葉の中にたくさんの虫がいて、それをサンショウウオが食べているんです」と説明していただき、安心したようでした。
今年の春は、若い成体が産卵に参加していることが確認できています。4年前に、子どもたちが山に返したサンショウウオの可能性も大いにあります。この4年間で自生地に750匹を放しており、今後の産卵数の推移が楽しみです。