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2016年09月20日

兵庫県立篠山東雲高等学校

【兵庫県立篠山東雲高等学校】竹粉からの水素発生実験

近年、急速に増加している放置竹林。

西日本ではその面積が16万ヘクタールを超えています。

 

そこで私たちは、放置竹林の伐採と竹有効利用法の研究を開始しました。

その活動の中で着目したのが、竹と消石灰の高温反応による水素発生です。

 

竹から次世代エネルギーである水素が取り出せないかと考え、理論式に基づいて装置を試作し、実験を行いました。その結果、1回目の実験では約14%(%/vol)、2回目の実験では40%(%/vol)を超える水素が取り出せました。

 

今後は、実用化を目指して実験を継続していきたいです。

 

 

貴財団の助成を受け、水素発生装置の製造を地元企業と連携して行った。
小さいボンベに竹と消石灰を数グラム投入し、600℃の高温で反応させる構造。
実験開始後プクプクと泡が集気びんに現れ、舞鶴高専に分析を依頼したところ、水素であることが分かった。