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2018年01月17日

宮城県仙台第一高等学校

【宮城県仙台第一高等学校】日本生物教育学会に参加してきました。

1月6日から8日にかけて熊本大学で開催された、日本生物教育学会第102回全国大会に参加してきました。

 

生物教育の理論と実践について研究し、生物教育の向上と発展をはかることを目的とした口頭発表やシンポジウム、ワークショップなどが開かれる中、高校生のポスター発表に参加してきました。

午前中は、先生方の研究について口頭発表を聴かせていただきました。特にメダカに関する教材研究の発表に興味がありました。

小学5年生の理科の授業で、メダカを飼育しながら繁殖行動や受精卵からの発生の様子を観察するものです。従来の手順で生じる課題を解決するために、受精卵の観察から授業を始めその後親のメダカの観察をするという、新しい効率的な方法を提示していました。今回の教育研究という内容は、生徒として自分が経験したことについて研究されているので内容を深く理解することができ、発表する際の工夫などについても気づくことができて、よい刺激となりました。

午後は、自分たちの研究のポスター発表をしました。

たくさんの方々に興味を持っていただき、活発な意見交換を行うことができました。

様々な指摘を受け、まだまだ改善の余地があるということを痛感しました。特にデータの取り方やまとめ方についての指摘が多かったです。他の高校のみなさんにも、同じ生物という分野で研究をする同志として、客観的な立場からたくさんの意見をいただきました。斬新な着眼点からの意見に、自分たちの研究に足りていないものを実感しました。次回の発表までに修正点を見直し、来年度のテーマとしていきたいと思います