公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団

事業紹介 活動Now!

2020年10月13日

仙台高等専門学校

【仙台高等専門学校】「リモート会議システム」を使った天体観望会

前回の本校天文部から「活動NOW!」では、Youtubeにアップしたオンデマンド型の観測会について報告いたしました。今回はそれとは別の活動方針として、リモート会議を利用して本校天文部と茨城高専天文部をつないで、合同の観測会を行いました。その様子をお知らせします。

 

今回の配信方法について説明します。顧問と部員1名が,機材を観測地に運び入れます。そこから顧問私物のスマホをアクセスポイントとしてパソコンをインターネット接続し、Microsoft Teamsでパソコンの観測画面を共有する仕組みです。配信を受け取る人は、お部屋のリビングでぬくぬくと星空を眺めることが出来ますし、会話もできますので見たい対象をリクエストすることも可能です。

 

観測地は、携帯の電波が届く範囲で適度に空が暗いところが好ましいです。今回は,海岸近くの道端を選びました(写真1)。電子観望会自体の試みは昨年から行っていますが、今回は初めて自動導入を取り入れて、スムースに観望をすすめることができるようになりました。

今回観望した対象の一部になりますが、北アメリカ星雲の一部(写真2)と三日月星雲(写真3)を紹介します。観望会の最後に、参加メンバーで記念写真を取りました(写真4)。

 

次回は、近隣の学校に声をかけて、もっと多くの人に見ていただける観望会を企画しています。

  • (写真1) (写真1)
  • (写真2) (写真2)
  • (写真3) (写真3)
  • (写真4) (写真4)