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事業紹介 活動Now!
2017年03月02日
滋賀県立高島高等学校
【滋賀県立高島高等学校】地域の伝統発酵食品『ふなずし』の鏡開きと試食
8月10日(水)と8月12日(金)に実施した『ふなずし』の漬込み実習では、塩漬けのニゴロブナを水洗い、乾燥後、ご飯とともに桶に漬けました。
それから半年が経過し、計測中のpHは4.7、周囲に独特の香りが漂っていました。
滋賀県農政水産部水産課より三枝仁先生を講師にお招きして、『ふなずし』の桶を開けました。
生徒たちは試食の後、「予想以上にすっぱかった」「チーズのような香りがした」と感想を述べ、長期間にわたる実験をとおして、乳酸菌のはたらきの偉大さを実感していました。
実習で漬込んだ『ふなずし』は、厳しい残暑の中で乳酸発酵が進み、この冬の厳しい冷え込みでさらに熟成されたのでしょう。
データ解析はこれからです…