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中谷財団事業紹介 活動Now!
2021年12月14日
茨城県立土浦第三高等学校
【茨城県立土浦第三高等学校】第2回霞ヶ浦中地区公民館観測会
12月12日(日) かすみがうら市霞ヶ浦中地区公民館の第2回天体観測会に生徒2名と共に参加した。
少々雲があったが、金星・土星・木星・月の方角は晴れている。
今回は20名以上の参加者があったので3台の望遠鏡を準備した。生徒たちがAZ-GTiマウントの扱いに慣れたので、1台生徒たちに完全に任せることにした。もう1台は30㎝上下できるマウントにFS-128望遠鏡を搭載し、月や惑星を直接見て頂く望遠鏡とした。残り1台のFC-100DLは投影用とした。惑星と月用のカメラとしては簡単にズームができるビデオカメラを使用した。
最初約30分間は講義の時間。内容は「ほしのクイズ」で、生徒たちに手伝ってもらい、宇宙のスケールを体験していただいた。終了後すぐに外に出てビデオの映像を見た後に望遠鏡で観察していたくようにした。やはり、一度画面で見た後に観察をすると細かいところまで見えるようで効果は大きかった。
生徒たちに金星を導入させ全員観察した後、次の目標は「すばる」を導入しなさいと言ったところ、「望遠鏡が曇ってしまった」とのこと。確かに暖かかったせいか湿気が多く対物レンズが曇ってしまうトラブルが起きた。それでも、大きな望遠鏡は何とか曇らずに見せたかった月と惑星・すばる・二重星団など多くの天体を観察させることができた。参加者は笑顔で帰路についた。
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生徒達とプレゼンテーション
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スクリーンに大きく投影した土星