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中谷財団事業紹介 活動Now!
2022年05月11日
茨城県立土浦第三高等学校
【茨城県立土浦第三高等学校】自動導入赤道儀練習

5月10日(火) 先日購入した自動導入赤道儀の練習を兼ねた天体観測を実施した。
久しぶりの晴れ間の割には透明度が良く、上弦過ぎの月は十分に明るく17:00ごろから観測可能であった。
赤道儀の仕組みを丁寧に説明しながら生徒たちと一緒に組み立て、電子部品も取り付けた。最後に鏡筒を載せ、バランスのとり方も実演して見せた。そして、初期設定の仕方を説明し、電源を入れた。すると、スターブックに映し出される星図に驚きの声が上がった。
早速、月を指定して、自動導入を試みる。高速で望遠鏡が動く様子にも驚いていた。残念ながら、明るい時間帯であり北極星を使っての正確な極軸合わせができないので、少々ずれたがファインダーを使って修正する方法を教え、望遠鏡の視野の真ん中に月を入れて見せた。そして、同期させた。この操作を、電源を切って生徒達だけで何度か練習させてみた。すると、何人かの生徒はあっという間に使えるようになり、皆で、スマホを使って撮影大会となった。
今後何度か練習を重ねることで、夏の観測会には生徒達だけで様々な天体を導入できると思う。
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生徒が撮影した月面拡大
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ファインダーを使って調整