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中谷財団事業紹介 活動Now!
2019年07月16日
茨城県立土浦第三高等学校
【茨城県立土浦第三高等学校】水戸特別支援学校天体観測会報告
茨城高専の協力で月と地球の距離を実感させる
7月11日(木),水戸特別支援学校にて天体観測会を実施した。
茨城高専の原副校長および天文部の生徒4名に協力していただいた。前日に引き続き梅雨の晴れ間を期待し,車いすでも観測可能な昇降装置付き望遠鏡を持参したが,晴れ間が訪れることはなかった。
そこで,クイズ形式の「宇宙のひろがり」について話をした。クイズの選択肢には受けを狙うような選択肢を入れてあるので,その選択肢が表示されるたびに笑いが起こり大いに盛り上がった。
地球と月の大きさの比較や距離のクイズでは,地球を拳,月を親指の先に見立てその距離感を実感させるようにしている。その際には,茨城高専の生徒に協力をしてもらった。クイズの後は質問を受けながら持参した小さな望遠鏡で,近くのファーストフードの看板を見てもらい終了した。
車いすの子どもたち一人一人に茨城高専の生徒たちが声を掛け望遠鏡の高さを調節しながら見せている様子が印象的だった。
- 熱心に聞いている生徒たち
- 望遠鏡で看板を見ている様子