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中谷財団事業紹介 活動Now!
2019年11月10日
茨城県立土浦第三高等学校
【茨城県立土浦第三高等学校】第1回水戸特別支援学校天体観測会報告
11月7日(水)、第1回校内天体観測会を実施した。
朝から曇り空であったが、観測会が始まる頃に晴れるかもしれないと思い実施を決定。以前のご支援で購入した昇降式架台、ビデオシステム、茨城高専から40cmナスミス望遠鏡を用意して、18:00前から準備を始めた。
そして,開始時刻の19:00に男子生徒がグラウンドへ来た。かなり寒くなってきたので外での観測は30分のみに限定した。しかし、雲を通して月が見える程度でクリアーには見ることができない。それでも、初めて望遠鏡で月を覗き歓声を上げてくれた。
19:30に女子に入れ替わると、雲が切れ始めクレーターもくっきり見えるようになった。星もいくつか見え始め、アルタイルとデネブを肉眼で確認できた。やはり,初めて月を望遠鏡で観察する生徒がほとんどで大きな歓声が上がった。また、ビデオでも映り始めたので、クローズアップされた月面を全員がテレビモニターで見て、大きな歓声が上がった。やはり、特別支援学校でのこのような観測会は有効であると感じた。
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昇降式架台につけた望遠鏡 高さが自在に変わる
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右から40cmナスミス望遠鏡 ビデオシステム