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2024年07月17日

津田学園中学校・高等学校

【津田学園中学校・高等学校】【報告】三重大学にて教授と大学院生と合同ゼミを行いました

津田学園サイエンスクラブ顧問の柳田大地です。

5月17日、三重大学の生物資源学部にて、教授と大学院生を前に、津田学園サイエンスクラブの研究内容を発表する合同ゼミを開催しました。普段指導いただいている先生とは異なる、プロの研究者の皆様からご意見をいただくことで、子どもたちは自身の研究活動に対して客観的な視点を持つことができ、更なる成長を遂げるきっかけとなりました。

 

1.三重大学との連携

本合同ゼミは、津田学園サイエンスクラブと三重大学の新たな連携企画として実現しました。サイエンスクラブでは、生物、化学、物理など幅広い分野の研究に取り組んでおり、今回大学との合同ゼミを開催することで、子どもたちの研究成果をより広い場において発表する機会を設けました。

 

2.研究発表の様子

当日は、生物資源学部のゼミ室にて、教授を含む計10名を超える方々にご参加いただきました。サイエンスクラブの部員たちは、日頃の研究活動で培ってきた探究心と論理的思考力を存分に発揮し、それぞれの研究テーマについて熱意を込めて発表しました。

 

発表内容は、タデアイのインジカン合成量に関する研究、ナガレヒキガエルの昨年度の河川分布調査に関する研究です。大学院生や教授陣からは、鋭い質問や専門的な視点からのアドバイスが飛び交い、子どもたちは熱心に耳を傾け、自らの研究を深めるヒントを得ていました。

 

3.プロの研究者からの評価

合同ゼミの後の質疑応答では、大学院生や教授陣から子どもたちの研究内容に対して高い評価も寄せられました。

また、大学院生からは「大学での研究活動にも興味を持ってほしい」とのエールも送られました。今回の合同ゼミを通して、子どもたちは大学での研究活動への関心を高め、将来の夢や目標を再確認する貴重な機会となりました。

 

4.今後の展望

今回の合同ゼミを機に、津田学園サイエンスクラブと三重大学の連携をさらに深めていきたいと考えております。大学との共同研究や、専門家による講演会など、子どもたちの学びを更に充実させる取り組みを企画してまいります。

また、今回の経験を活かし、サイエンスクラブの活動内容をより高度化させていくとともに、子どもたちの探究心と論理的思考力を育む指導に努めてまいります。

 

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