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中谷財団事業紹介 活動Now!
2023年06月12日
学校法人青森山田学園青森山田中学校
【学校法人青森山田学園青森山田中学校】風力発電の漁礁効果について、研究者の本泉先生に教えていただきました
6月5日(月)の理科の時間に、自分たちで漁礁について調べ学習を行いました。
魚の緊急避難場所、休憩所、食べ物が手に入りやすい場所、産卵から子育てに役立つ場所などたくさんの利点がある漁礁は、農林水産省が積極的に支援を行っていて全国的に人工漁礁が増加していることや、漁礁の種類によって集まる海洋生物に違いがあることなどを調べることが出来ました。
この活動を受けて、6月7日(水)に理科の時間を活用して、日本風力開発株式会社顧問の本泉先生に講義をしていただきました。
本泉先生から風力発電の必要性と、でも、漁業者さんを始めたくさんの人が期待だけではなく不安や悪影響を心配する人も少なくないこと。でもそれは、良く知らないことが原因であることが話されました。
建設する時のコンクリートや、パイルを埋め込むときの音などの問題や、構造物の影の影響などは、日本ではまだ資料があまり知られていないので、アセスメントを取りながら調査していることや、漁礁としての効果もどのようにあるのか。また、様々な漁礁についても、特に疑問であった藻礁について詳しく押し言えていただきました。最後に、水槽で漁礁のモデル実験を行うことのアドバイスや質問に答えていただきました。
感想として、未来のためにただ風力発電をどんどん作ればいいと思ったけれど、ちゃんと考えて作ることが大切だと思うということが出ました。今日のアドバイスをもとに、いよいよ漁礁モデルの実験を再開します。
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モデルの作り方で質問しました
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漁礁効果について詳しく教えていただきました