公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団

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2020年09月11日

山形市理科教育研究会

【山形市理科教育研究会】プログラミングキッズクラブ 第4回 ロボットを制御してみよう

8月22日、第4回は「ロボットの制御」をしました。

 

小さいロボットを動かし、直進と回転を組み合わせて三角形や五角形の形に進むプログラムを考えました。進む秒数や回転時間を変えることでロボットの描く軌跡が変わります。

 

試しにどんどん数字を入れて形を確認する人が多い中、自分が作った三角形の回転時間から、計算で五角形を求めた人もいました。

 

その後、距離センサの使い方を学びました。

このセンサを利用して、ロボットが障害物にあたらないようにプログラミングしました。

実際に障害物を置き、ドキドキしながら、うまく止まるか確認をしました。止まったときに、ホッとしてグループの仲間と目を合わせて喜ぶ姿が、とても微笑ましかったです。

 

ロボットが確実に止まることが確認できた人から、電動自動車に乗って、自作の自動ブレーキシステムが稼働するか実験しました。

 

ドキドキはロボットの数百倍でした。最初の1人が乗り込み、壁ギリギリで止まると、周りの人から拍手が沸き起こりました。

 

最終的には、全員が確実に止まるブレーキシステムをプログラムすることができました。できた人達は、止まった後に、バックし回転して障害物をよけて進むプログラムなど、次々に自分で考えたプログラムを試していました。

 

 

プログラムを改良しているうちに、止まることができなくなった人もいましたが、そのときに自分のプログラムを丁寧に見直すことができていました。

 

どんな動きをさせたいかを考えプログラムする「表現力」や、上手くいかないときに原因を探り改善する「思考力」の高まりを感じました。

 

またロボットが2人で1台だったこともあり、お互いのプログラムを見比べながら、知恵を出し合う姿も多く見られ、プログラミングキッズクラブの3つの約束を大切に活動してくれていることを嬉しく思いました。