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中谷財団事業紹介 活動Now!
2021年06月25日
山形市理科教育研究会
【山形市理科教育研究会】プログラミングキッズクラブ 第1回 プログラミングの基礎(きそ)を学ぼう

応募多数により抽選で選ばれた18名が、連続5回のプログラミング講座に挑戦します。
プログラミングを科学と結びつけた内容で実施する予定です。活動の約束として、
①精一杯活動すること、
②「なぜ?」を大切にして活動すること、
③仲間を大切にして活動することの3つを確認し、それぞれが活動目標を立てました。
初回はコンピュータがどんなところに利用されているか、どれくらいの計算力があるかという基礎的な知識を学んだ後、IchigoDyhookというプログラミング専用こどもパソコンを使ってのプログラミングを行いました。
世界の言語にも日本語、英語、ドイツ語、フランス語…とあるように、プログラミングの世界にもパソコンに指令を与えるのに、様々な言語があります。この講座で使う言語は「Basic」です。初期のパソコンには、よく用いられていたと記憶しています。
電源を入れて、説明を聞きながら、いろいろな入力を試しました。
「HELLO」と打っても、パソコンには伝わりません。指令を出すのに、それぞれ言葉や数字に意味があるということを、順を追って確認していきました。

「LED1」でLEDをつけ、「LED0」で消すこと、「WAIT60」でその動作が続くこと、その「60」が1秒であることなどを入力しながら学びました。黙々と取り組む姿や協力して取り組む姿が見られ、充実した時間となりました。
その後、「川くだりゲーム」を作成しました。偶然打った数字が違ったことで、流れる川の表示がとても速くなったり、遅くなったりした子がいました。「この数字、もしかして、川の速さを決めるものなのかな?それじゃ、もっと大きな数字を入力したら、もっと早くなるのかな?」そんな予測を立てながら、その数字が持つ意味を理解して、プログラムを改造していました。
周りの仲間と自分のプログラムを見せ合って確認したり、疑問に思ったことを質問しあったりして、さらにおもしろくプログラムを組むにはどうしたらよいのか、試行錯誤していました。